1954-09-22 第19回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第3号
におきましては、アメリカにおきましては特にアメリカ市民の海外旅行奨励というものをアメリカの国策として取上げて、ドルによる諸外国への援助をアメリカ市民の旅行という格好でやるということが非常にいいのだという考え方から、アメリカ政府自体がアメリカ市民の海外における観光を奨励するという段階になつておりますために、日本といたしましては、特にアメリカ或いはカナダという方面に観光宣伝の網を伸ばしまして、いわゆるインヴイジブル
におきましては、アメリカにおきましては特にアメリカ市民の海外旅行奨励というものをアメリカの国策として取上げて、ドルによる諸外国への援助をアメリカ市民の旅行という格好でやるということが非常にいいのだという考え方から、アメリカ政府自体がアメリカ市民の海外における観光を奨励するという段階になつておりますために、日本といたしましては、特にアメリカ或いはカナダという方面に観光宣伝の網を伸ばしまして、いわゆるインヴイジブル
○鶴見祐輔君 そうしますと今の数字のほかにインヴイジブル・トレードでカバーするということもあるのでございますね。
一方においてはインヴイジブルのインカムを増加しなければなりません。 御承知のごとく、わが国は、かつては海外移民の送金によつて国際収支を補つた時代があります。また、わが国の船舶が世界の七つの海を航海して大いに外貨をかせいだ時代もあります。また、わが国の海外商社が外国の商品を他の外国に売つて巨額の利益をあげた時代もあつた。
これが長い間占領政策以来、日本のインヴイジブルの財産というものを、だんだんドレインして外国に流しちやつた。そのうちには日本の労力も入つておる、日本の資材も入つておる。こんなようなぐあいに日本の財政というものは根本から非常な弱体になつて来た。この弱体になつた場合に、これをどうしても立て直すのには、いわゆるドラステイツク・メイジヤをやらなければならぬ。
欧州大戦の後に、わずか山東に出兵したばかりで、あとは世界の七つの海を越えてわが国の船舶が働いた金であります、保険料というインヴイジブルなものも入つておる。そのほかはコマーシャル・べーシスじやない。悪かろうが、安かろうが、高かろうが、納期が遅れようが、日本の商品が売れて行つたのであります。そういう金がたまつたのがあの第一次大戦後における外貨の獲得であつた。
それから運賃、保險料、その他のインヴイジブルの收支、これもドルと同じく、わが方の拂い超でありましこれが五千五百九十万ドル、そういうふうな状態になつております。それからなおオープン・アカウント地域について申し上げますと、輸出は四億二千百十万ドル、それから輸入は三億一千四百七十万ドル、そういうふうになつております。これにつきましては、もちろん特需その他の軍関係の收入はございません。
戦前におきましても、非常にインヴイジブル・トレードに力を注ぎましたこれらの諸国は、一九二七年から三七年の十年間の統計を見ましても、毎年その平均が二億ドルであり、これが輸入超過を補うために三〇%にも役だつておるという事実を知るのであります。
それからいわゆるインヴイジブル・インポートでございますが、これはインヴイジブルでいろいろな運賃、保険料その他を支拂う分、そういうものを加えまして大体この申上げました期間に受取が二百十億ぐらい予想いたしております。それから大体この差額はどういたしましても約百五十億見当のものがこの九月末には為替特別会計といたしましては、円の資金が不足じやないか。そういうふうな見通しを一応持つております。
○苫米地(英)委員 政府の御努力はよくわかりますが、こういう問題は、契約に取入れるかどうかということでなく、これを効果的に使うのには、その輸出港にどういう機関を持つておるか、輸入港にどういう機関を持つておるか、船舶はどうなつておるか、保險はどうなつておるか、そういういろいろのものが入つて来るのでありまして、そういうものが総合的に動くときに、インヴイジブル・トレードの内容というものも生れて来ますので、
それがためにはむろんできるだけインヴイジブルの方も検討しなければなりませんので、今日政府において考えております日本外洋船の建造ということも一つの方法でありましようし、またできるだけこれに応ずるための企業の合理化ということも、必要になつて来ると思うのであります。
また先ほども申しましたように、今後つくる通商協定の中には、いわゆるインヴイジブル・トレードという一つの條項を設けまして、そうしてこの條項を認めてもらうというような処置もとつておるわけでありまして、これは、その事柄事柄によつて、われわれといたしましては十分に努力を拂つておるつもりであります。
あるいはまた、その他の協定におきましても、インヴイジブル・トレードということを認めておりまして、そのインヴイジブル・トレードの中に船運貸といつたような点を認めさせておるといつたようなことでありまして、ことに従来最も望まれておりましたプリツテイシユ・セツツルメント——マレーにおきましても、いわゆる例の鉄鉱石その他をとつて来るのを、日本船が寄港することに大分問題があつたのでありますけれども、これについても
人を外へ出し、代理店を設けて、あるいは普通の輸入計画には載つてなくても、特に輸出品を製造する上に必要な資材であるとか、機械類を輸入する、あるいはパテントの代を拂うというような意味から、インヴイジブル・インポートというのですか、外貨の一部をさいてそれに使用しようというので、それについてどういう方法をとつたらよいであろうかということを研究して参つたのでありますが、すでにドイツあたりでは、先ほど並木代理士
こういう困難な際に、この経済上の難関を乗切るためには、いわゆるインヴイジブル・トレードであるところの観光事業を起すのがいい、幸にして我が國は景色が美しい、又温泉に惠まれておる、その外エキゾテイツクな文化と情趣とに富んでおる、そういう点から世界の観光國として最もよい條件を備えておるのである。
そうするともし堅持されない場合には、雜貨であるとか、あるいはほんとうに船がはいつて來て、これを修理するために要する費用との關連において、この意味におけるインヴイジブルなトレードがあるということだけをもつて、この為替相場が必要だということになつてまいりますと、為替相場をもつということが、國内經濟全體のインフレの度を決定して、そういうようなものになるという點が非常に危險であるというふうに私どもは考えております
しかし御承知のようにまだ為替レートというものが決定しておりませんし、先けど為替レートの問題については意見を申し上げたのでありますが、インヴイジブル・トレードというものは、為替レートを一時きめましても、國内經濟全般に及ぼす影響なり、なた説體の經濟機構再建に及ぼす影響等もございますので、これもなかなか困難な問題が多いではないかと思うのでありまして、この點についていろいろと研究しております。
御承知の通り日本にはインヴイジブルなインカムスというものが相當あつたようであります。そのインヴイジブルなインカムスの大半というものは、アメリカにおける在外邦人の國元送金であつたわけであります。